叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

「ふつうの幸せ」がむずかしい


誕生日の朝、たくさんLINEが入っていた。
お祝いのメッセージかな、と嬉しくなってのぞくと
「まゆたん(←自分の名前)、クリスマスイブに、婚約しました♡」
と。
「おめでとう!」
「おめでとう♡!よかったね!!」
「ありがとう!!!!みんなにはいろいろ相談乗ってもらってたから、本当嬉しいよ♡
式はハワイでやるから、みんなは日本でやる二次会に来てほしいな♪」

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「あ、センパイ今日、お誕生日でしたね、おめでとうございます♡」


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まじクソかと思った。
クソみたいな気持ちで迎えた28歳。

なにがくそかって、

自分のこころの持ちようが!!!!クソだっ!


今、現在の人間関係を大切にして、
疎遠になった友人ってのは、どこかで健康に暮らしていることを
小さく祈ればいいだけなのだと、確信した。
もう、生きててくれたら、それでいい。

それでもハッピーなニュースを、
グループLINEではなくて、
1通に込めて送ってきてくれる友人もいる。
わざわざ郵送で手書きでくれる人も。

そゆのは、大事にしよう。


何かとめんどくさい時期のアラサー。
一番めんどうなのは女友達との人間関係のような気がする。
「自慢大会」のコーナー、「自虐」のコーナー、「別世界突入」のコーナーに分かれる。

「自慢大会」は、結婚します、彼氏が優しいだの、そうゆうの。
「自虐」は、もう何年も彼氏いません、できても3つ離れた県でした、だの。
「別世界突入」は、出産します!みたいなの。

「自虐」と「別世界」は、「共感」と「全くわからん」がうまくハーモニーして、
打ち解けあえる。ベビーが隣で、サフランライスをグちゃグちゃにして食べてても、
独身×子持ちは、下世話なガールズトークを小洒落たカフェのソファスペースでできるもの。
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厄介なのは、「自慢大会」に対処できないわたしの内側。
そう、これは羨望なのだよ。
羨ましくて、嫉妬していることを、一旦、みとめよう。

新しくできた友人が「人は鏡」と言ってた。
そう!何を棚の上に上がってんの、下がってんの、
かつては自身も、彼氏ができた直後に、バンバンとグループLINEに自慢を投下してたでないか。
そして、そこから、別れるまでの自虐も。
その頃の自分が、ミラーになって、今見えているのかもよ!?

 

そして今ではみんな追い越して結婚。

「お前がそんなだからだよっ」と右から左にコメントが流れるのが見えるようだわ。




旧友が、東京に会いに来てくれた。
1年片思いし続けて失恋したという。
散々話聞いたら、こちらも泣きそうだった。

ついでにこの話をしたら、
「かわいい後輩やん、お世話になった先輩に、自分の嬉しい知らせを、
伝えよう、と思ってLINEくれたんでしょ」
という。
自分は失恋でボロボロなのに、
なお、他人の幸福を喜べる心の余裕、そして笑顔!

澄み切ったタマシイィぃぃぃっっっ!

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性格良くなりたい。
人と比べるのはやめたい。
自信を持って、人を元気にする存在になりたい。


なので、たまに毒が溜まったら、こうしてここに吐き出しに来るぞ。
今年も、がんばりましょうね。女子たち。