叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

元カレ① 27歳のとき、クズかもしれない彼の浮気を見逃した話

27歳の秋。わたし(らんちゃん27歳独身)は人生最大の混乱を目前にしていた。
彼氏のデジカメに知らない黒髪の女が映っているのだ。
デジカメ-女-黒髪

やっぱり…と思ったと同時に、淡々と日付を確認した。
日焼け-バイク-言い訳
9月14日。
あいつが「ひとりで秩父へ行ってくる」と言っていた日だ。
1人ちゃうやん、女子とやん。
しかもバイク…….

デジカメ-のぞく-コナンのように
浮気発見の瞬間というのを、みなさまは体験したことがあるだろうか?
わたしは涙も出ず、荒ぶる感情を抑えながらも
さながらコナン気分で他の写真もチェック….
あれ?ほとんどわたしの写真だ。ん???

デジカメ-女-浮気疑惑
あ!!
で!出た‼︎
秩父と同じ女の子!
かわいいカーリー・レイジェンプソンみたいだわ
そういえばあいつ、好きって言ってたなぁ…

しかもこっちの日付はヤバかった!
盆休み中を修学旅行のしおり風にすると
浮気-しおり-お盆

ハードすぎへん!?
いくらお盆休みでもさ、
わたしとカーリーちゃんをまたぎつつの、
らんちゃんの『働き者&尽くしタイプ』の特製を上手く使って、
自身はカーリーとの箱根タイムをしっかり取れるとれるように
わたしに引越し荷造りをさせる段取りを都合よく立てる….….!!

やられましたわ
わたしの優れた梱包能力をフル活用してくれたよな。
仕事上、お店や出荷業務を経験してるし、
人生で6回も引越ししてるから、荷造りのめちゃ早いこと。
引越し-彼氏-手伝い-元カノ-荷物
あっという間にクズかも部屋の6割を荷詰め。


本当に悔しい!
賢女たちの声が
聞こえてくる….….!!
賢女-声
その通り!!
わたしは誰の母ちゃんでもないのだ‼︎


●当時をふりかえって

omiaiっていう婚活アプリ(マッチングアプリ)で出会って、
付き合った彼氏。生まれて初めて浮気された。

この後3年間、「彼はクズなの?クズじゃないの?」とうだうだして別れることができなかったアラサーのわたし。
周りの友達は同じアプリやネットで出会ってどんどん結婚していく中、
ひとりだけ暗黒クズかご祭りの時代に突入していく……。

これは、当時辛くて悲しくて悔しくて、
一人暮らしの「激せまワンルーム」でラクガキ帳に書き殴っていた記録。
「早く結婚しなきゃ」って焦って、比べて、狂って、泣いて。
アプリを始めたのも、そのため。

クズに捧げた20代最後の3年間は、わたしの教訓。
同じように苦しむ20代後半に「〝結婚しなきゃ〟は呪いだよ」って言いたくて、
恥を載せることに。

今読んでも当時の傷を思い出して、低気圧の日の昔の古傷のようにウゥ…っとなる。
わたしは過去5年間、辛くてこのラクガキ帳を見返せなかった。


久しぶりに見たら「なんてバカなやつと長く付き合ったんだろう」って、心底引く。
わたしの貴重な3年を返せ!わたし!!!

だけどクズ男って本当に楽しくて面白いから、
もし、「わたしってセフレ?」「もうひとり女がいる?」って思ってても、フィルターかけてハマってまうのよね! わかるうううう

●浮気男は行動力がありあまっている


▲彼の行動に疑問を感じて追求するシーン

付き合いたての頃って、朝帰り→昼間解散→夜会ったりしてた。
それで
「あれ? なんでわたしとの空き8時間くらいしかなかったのに、
バイクでわりと遠出したのかな?
友達と約束でも…?
でも昼間LINEしたら1人って言ってたし…。
この人、元気あるなぁ。
そんな中、また夕方にわたしに会いに来てくれたのね!
すてき!好き!!」

とか思ってしまったのよな。
バカか? 
女に決まってんだろーがっ!!!

●まとめ 「クズかもしれない」ではなく、クズなのだ。

もし、パートナーに女の影があって、
その女と会うための時間を自分がつくっていたとしたら…?

あまりにも情けないし、悔しい。
でも、それは優しくてお節介な性格につけこまれただけ。

やさしさとお節介は、基本は人として大切にしていきたい良い部分。

「かもしれない」じゃなくて「こいつ、人の良心につけこんでクズだな」って
さっさと見切りをつけたいところ。

好きで好きでそんなことできないわ!って人は、
わたしと一緒にクズとの楽しい3年(それ以上)を送ってみよう!!!

●次回

『まさかわたしが浮気された?!発見直後のベストな立ち振る舞い』へつづく