10日の療養で読んだマンガと観たアニメをご紹介。
かげきしょうじょ
宝塚音楽学校と思わせる神戸の学校が舞台のマンガとアニメ。はじめ、タイトルと絵で美少女もののただの萌えアニメかと思ってたけど、全く違う！どちらかというとスポ根?!
男でないと叶えられない歌舞伎役者の夢を、
女だから叶うかもしれない宝塚のトップという夢に昇華して、信じて進むというストーリーがめちゃ良いのです！
あとエンディングも最高……！ミュージカル好きにはたまらないよ。
ダンダダン
なんていうか、今まで見たことないジャンルで……すごい！
日本の妖怪や幽霊と、宇宙人が同時にきちゃう発想が、もうめちゃくちゃでストーリーついていけない時もあるんだけど、画力がものすごいから、絵だけジーって観てても感動しちゃう。パキパキに壊れた学校とか、お札だらけの部屋とか、想定外のデッカい相撲の宇宙人とか、どんな資料見たらこんなん描けるの⁈って。
ラブコメ要素もニヤニヤしてしまうけど、登場人物の表情の機微はあまり描かれてないから、ちょっとキュンキュンしにくい。
「ピッチャービビってるヘイヘイヘイ！」とかアバの小ネタが超センスで面白い。ホラーシーンはめちゃくちゃ怖い。
Netflixでめっちゃチカラ入れて作った作品でも、こんな独創的なストーリーと絵にできるのかな？と思うほど。
推しの子
ちょっと鼻につくな〜と思いつつ、続きが気になって読んでしまう。令和の芸能界がよくリサーチされて…いるのかは、わたしにはわからないけど、芸能人が売れてゆく策略が細かく描かれてて、特にYouTubeがバズったあとのページは、SNSの参考書的な読み方してしまった…！わかりやすい！
推しの子は、目の中に謎のヒカリみたいな表現があって、それがちょっと苦手。あと、転生ものがそもそも馴染みないので「なんでやねん」って基本的なツッコミとともに、超リアルに感じる芸能界でののし上がり方が、へんなバランスに感じちゃう。
でも面白い。同年代の芸能界の子が切磋琢磨するところとか楽しい。また観たい。
なぜ今…？たまに観たくなる昭和シリーズ。
らんまが雨で突然女になったとき、アカネにパフェ奢ってもらって
「女はいいよなぁ！いつもこんなの食えて！」と言う。男のときは注文しないって話をする。
………時代……‼︎!
下着泥棒と痴漢しまくる性犯罪ジジイとかふつうに出てくる。らんまとパンダのお師匠さま。
お師匠さまは、セクハラするともれなくボッコボコにされる。
でも、現実では目上の人をボッコボコにはできないので「あぁ、え、ははは」と適当にやり過ごして、あとから「めっちゃキモかったな」とああすれば良かった、こうすれば良かったと思うもの。
このノリで、一定のアップデートされてない世代のおじさんってセクハラなこと言うてくるのかな？
男がスイーツ、何たることか！みたいなこと若い男性に言うのかなぁ。
まとめ
あたりまえのことだけど、マンガって絵も描けてストーリーも作れて、コマも割れる(デザインとレイアウトのチカラ)あるってすごすぎやろ、と思った。
療養中の熱がある頃は、マンガ読んでるときは体の辛さ忘れられるし、助かった。
そういや中学、高校と、嫌なことがあってもマンガ読んで逃げてたな。
コロナにかかって不安だったけど、おもしろいマンガに出会えて良かった。
