叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

ウザい親戚の対処法

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実家に帰省して、親や親戚がうるさくて、
だんだん帰ることが億劫になってる独身女性のみなさまへ。

わたしも、20代後半、25歳から5年以上、帰省するたびに、見事にウザい親戚のウザい仕打ちにあって、いちいち嫌な気持ちになっていました。

一晩寝たら治ったけれど、
ウザい態度に構えてなかった上に、生理前でメンタルがグラついた心が、どうでもいい一言でわりと傷ついてしまったことがあり。

小さなことで傷つくのはメンタルブスな証拠でもあるのだけど、
でもやっぱり、同じような思いをしてほしくない。
今わたしに出来ることとして、事例とともに対策をまとめたい。

これを見て、ハートのもろい独身賢女たちには身構えて欲しいし、

既婚者またはシングルマザーの女性には、
ウザい親戚にならないよう、気をつけてほしい。

年下の親戚たちにとって自由で気ままでエールをくれる
オバさんでありたいじゃないか。

 

その1 すぐ身体的なことを口に出すオバハン

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わたしは小学校3年生くらいからすごく太っていたので、会うたびにオバハンたちに「えらい肥えて(すごく太ったね)」「よう肥えとる(とても、太っている)」と肥えて肥えてと「わたしは豚なのか?」と思うくらい肥えとると言われた。

従姉妹や弟がまたガリガリでスラリと手足が長くスタイルが良かったので
「肥えて、醜い」というニュアンスで言うていると、
被害妄想が膨らんで、思えばこの頃に自己肯定感のデフォルトが下がった。

運動して中学で標準体重に戻ったときも「えらい、痩せたなぁ」と
久々に会う人に言われるたびに「私はそんなにも太ってたの?」とネガティブだけは健全に生き残ってしまった。

親はどんなわたしでも愛情を注いでくれたので、
それが太ってようが痩せてようが関係なく、
気づいたらデブだった。

 

思考の分析

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今回も、このオバハンに会うと必ず嫌なことを言われるので、
早々に済ませよとしたけれど、30秒も立たないうちに「太ったんじゃない?」と言われてしまった。

「だから来たくなかったんだよ〜」と後悔したし、
最近写真に写る太った自分が本当に嫌で、

太ったことは自覚してたからこの上なく嫌な気持ちになった。

だから今日、やっと冷静になってなぜオバハンが身体のことをすぐ口に出すのか考えて見たけど、ただデリカシーが無いだけだと思う。

そのオバハン本人も昔から太っているし、
もしわたしが病的に痩せてたら心配するだろうし、

挨拶程度に言ってきただけなんだから、こちらも「オバさんも(太ったね)!」と言い返せばよかった。

 

その2 暇すぎるオバハン

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独身なら男女問わずあるあるなこちらのやりとり。

……この流れ…、いる??!

この会話で盛り上がったことがないにもかかわらず、何度も投下して来るウザい質問。

おそらく今が昭和の初期なら、この流れから見合いの話でも見繕われるもんだろうけど、

今は結婚するのもしないのも自由。

子どもがいる人、いない人、

好きな人が異性とも限らない、多様性が生まれつつあるこの時代に、「ええ人おらんの?(はやく結婚しなよ)」発言こそ

ミートゥー運動並みにのろしを上げたい案件。

 

思考の分析

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自分がいつまでも若くありたいと思っているオバハンにとって、わたしやあなたが歳を取ることは、自分の老いでもある。

死の恐怖なのかもしれない。

死ぬ前に、自分の子孫の顔は見ておきたい……!という動物としての本能が「ええ人おらんの?連れて来なさい」発言になる…かああああ?!!!

絶対そこまで考えてない。

奴らは暇なのだ。

恋バナ好きな可愛い乙女だったのに、オバハンになってしまい、現実の恋愛の行く末(結婚生活)も知ってしまった。

もう、恋バナをすることもない。ましてや恋愛相談なんて誰からもされない。

本当はオバハンたちは恋バナを聞きたいだけなのかもしれない。

わたしが小学生や中学生の親戚の子どもに「好きな子はいるの?」と聞きたくなるのと同じで、オバハンも話に入りたいのだ。

ま、子どもたちが困るようなそんな質問、

こちらからは聞かないけどね。

 

ウザい親戚対策

なぜか昔は美人だったと思われるオバハンほど

横暴でひどい言葉を平気で浴びせる。

若い頃はちやほやされて、それが奔放で可愛かったのだろう。

そんな自分本位なウザい親戚たちによって、

傷つくことなんて本当はないんだ。

タフでしなやかにいきたいけれど、

そんなメンタルも整えてないわたしは、

自分なりの対策を3案考えた。

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「今回会わなかったら次はもう…」と躊躇するほどオールドなオバハンも居るだろうけど、会いたくない人リストにinしてきたのはウザい親戚本人。潔さが大切。

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どうしても会わなきゃいけない時もある。そのオバハンに会うとき、ほぼ90%の人が億劫だと感じているはずだ。だってそのオバハンはみんなにそんな感じだから。誰も相手にしてくれないから、輪をかけてウザいことや噂話を言う。そんなオバハンを誰が慕うのか。

可哀想なオバハン…仕方がない…今日は我慢してやるか…。

こうしてイメトレしておく。

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結局、どうして小さいことに傷つくか、というと、自分のどうでもいいプライドが抵抗しているから。

どうでもいいプライドを誇示するくらいなら、

譲れないところを探したほうがいい。

太った時点で体系にそこまでのこだわりは無いわけだし、

独身のままなのは、結婚が全てじゃないと言う価値観を知ってるから。

譲れてるポイントなんだ。

じゃあ譲れないところはどこか…。

なんでもいいじゃん。

友達は大事にするとか、〆切は守る、自分が絶対正しいとは思わない…とかさ。

この夏、ウザい親戚に会わざるを得ない場面もあるかと思いますが、

土産の一つでも買って、話題を少しでもそらせましょうや。