ネタバレありなので、まだ観てない人は注意です。
20代の頃、職場の体制が昭和的で、
時代と違和感を感じて悩んでいた頃、
出来事をTwitterにアップしてたら
「リアルアグレッシブ烈子だね!」とコメントをもらった。
それからNetflixのアグレッシブ烈子シリーズの大ファンです。
シーズン1のトン部長に目をつけられて、
女性蔑視的な扱いを受け続けて超悔しいのに我慢する姿、めちゃくちゃ共感できます…!
女だからって謎の仕事を振られて、
職場で悩む女性におすすめです。
シーズン1では「おまえは与えられた仕事を、言われたとおり真面目にこなしているだけだ」と上司になじられ、
シーズン2では「烈っちゃんがいなくても会社はわまるよ」と彼氏になじられ、
シーズン3でも「真面目でいい子」を演じる烈子に〝どうなりたいの?〟〝どうしたいの?〟と各方面から聞かれまくります。
シーズン3の最終話、
ハイ田君がカラオケに曲入れて
「やらかすからやめろ!やめろ!」
うわわあああ!って恥ずかしい気持ちを心で思いながら、最終話を何度も観てしまいます。
シーズン1はトン部長とのバトルはラップ、
シーズン2は後輩穴井君のテクノ系?ソングで、
シーズん3のハイ田君のこの曲は!?長渕的な…?
「気持ちなんて、他人に押し付ける以外、どうやって使うんだよ」というセリフとともに
傷ついて引きこもり中の烈子に
♪いい御身分だなぁ〜?!
って歌うなんて、結構サディスチックだ…。
結局烈子を泣かして、
「何になりたいかなんて、みんながわかるわけじゃないよ」って冷静な烈子から
デスボ烈子に豹変する。
そして3の最後の歌詞がめっちゃおもしろい
「うざいわうざいわうざいわうざいわ」
「先に殴ったのは向こうだ〜!!!」
「ただ生まれただけ〜!!!」
ってw
烈子のデスボ正論に胸を打たれます…!
何者かにならなきゃいけない雰囲気ってあるけど、
ただ生まれただけなんやから、
毎日過ごすだけでオールオッケーでは?
とアグレッシブ烈子は教えてくれる。
若者のジタバタが詰まってて、共感だらけ。
ベテランの大人は大人で、
自分が目指すものと、仕事や生活、家族と折り合いつけて生きてる様がまたカッコ良かったりして。
アグレッシブ烈子は、シンプルな線と色使いに、心に突き刺さるラレコさんワードがたくさん詰まってる、
明日に引っかかりをプスっとくれるいい作品だー。
サンリオの公式サイト見ると、まだ知らないキャラがたくさんいる。
クレジットがおもしろい
Netflixは自動的に次のエピソードに流れてしまうけど、一度はクレジットで声優さんをじっくり見ていただきたい。
例えばシーズン1。
ゴリ部長・坪根さん=鶴田真希さん
トン部長・小宮 =荒井聡太さん
フェネ子・角田 =井上里奈さん
ハイ田・れさすけ =加藤慎吾さん
……と、どんだけ使いまわすねんと思うほど、声優さんが相反するキャラクターを演じてる…!これがまたおもしろい!
烈子は内心を隠す性格もあって、なんとなく煮え切らない声をしてるのも、対比が効いてるー!
シーズン3で続きそうな終わり方してたし、
今後も烈子と周囲のジタバタが楽しみです!