叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

コンフィデンスマンJPが面白かったし、生きてりゃエンタメが楽しみに待てる。

コンフィデンスマンJPの新作映画プリンセス編が公開されました!よっ待ってました!

前作の映画ロマンス編を1ヶ月前に観て、このシリーズを知りました。ドラマは観たことがないので、また楽しみが増えたな。

古沢良太さんの脚本はやっぱり面白い!
『リーガルハイ』『デート』最近だとNetflixの『グレートプリテンダー』。
早口でまくし立てるセリフも、爽快な起承転結観てて楽しい!

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』も映画館で週末気軽に楽しめるエンタメとして、面白かったー!笑いながらワクワク観ました。

コロナで海外旅行なんてもってのほかの今。
きらびやかなシンガポールの夜景や、天井の高いホテルのお部屋、豪華なパーティーの様子は、旅を疑似体験してるよう。

わたしはあんまり映画にくわしくない層なので、こうゆう単純におもしろい映画は助かります。『テレビで良くない?』って言う人もいるかもしれないけど、ゴージャスな衣装や背景はやっぱ映画ならではでうれしい。

ジェシー役の三浦春馬さんは、コンフィデンスマンJPを観て「オーバーでカクカクした演技、生き生きしておもしろいなぁ…!」って良くてファンになったばっかりだった。

画面で活き活き映るたびに「どうして?」って悲しくなったけど、わたしのような市井の視聴者が言ってもどうしようもない。

ただ、「悲しい気持ちにさせんじゃないよっ」って気持ちに、なってしまった。

自殺した人をさらに責めてはいけないんだ。
でも観たかった。これから「ジェシー役の彼、次はこの作品に出るのかー!」って楽しみにしたかった。

全てがイヤになるときも、生きてりゃおもしろい作品が観られるかもって期待するとちょっとやれる。

言葉にできない閉塞感に包まれて、悔しくて悲しくて、日々を送るのが辛くなったとき、
わたしを救ってくれるものの一つに『見知らぬ誰かの作品』がある。

すてきな音楽や、おもしろい映画、奮起する漫画や、続きが気になって仕方がないドラマ。翌日になっても考えてしまう意味不明な舞台や、大好きなミュージカル、美しい絵画。

なんだっていい、素晴らしいと感じた作品に出会ったとき、「これを死にたくなったときのストックにしよう」って頭の引き出しにいれる。

生きてないとコンテンツが観られない。
コンフィデンスマンJPのドラマをいつか見よう、見ようと思ってるうちに、日々が過ぎて適当に仕事をして、大切な人と暮らす。

そんなにちゃんと生きてなくても、エンタメを楽しみにがんばれるから、わたしの暮らしを潤してくれる。