妖怪電車とは…
歴史ある京の都に初めて電車が通った時…
かつて飢餓で苦しんだ人々が、水を求めたという川を、その開拓中に埋めた事から、
盆を過ぎた夏の夜に走るという言い伝えの…
……というのはウソで!!
今日は、京福電車こと、嵐電(らんでん)が企画している、
「妖怪電車」をプチ取材に行って参りました。
京都の西側の観光名所である「嵐山(あらしやま)」へいくために、
この電車を乗り継ぐわけですが、
京福電車さんが、
多くの人に乗ってもらうためへの工夫がおもしろいのです。
さっそく、切符を買っていただいて、
列にならぶと、
ブラックライトに照らされた車内が見えました!
普段の電車と、照明を変えるだけで、
たった2両の電車が形相を変えます。
テンション急上昇!!!
車内には、実際に「リアル妖怪」が乗っていて、
なかなか巧妙で、じーっと見ていると私でも怖かったです。
子どもは、泣くはわめくは。
その声が一層、怖さをひきたたせていたりも。
スピーカーから、ドロドロドロドロ〜ニャーーーーと音楽が流れたり、
中吊り広告が妖怪の紹介になっていたりと、
しっかり演出されております。
ん?
そういえば、あきらかに本物の妖怪さんじゃない、
や、オトナ仮面は一体…?
なるほど!
つまり妖怪の格好すれば50円になると言う事ですね。
よく見ると、子どもちゃんたちはみんな三つ目小僧になっていたり。
何の保証があってこわくないんですか、お母さん!
「割引」+「ノリ」に敏感な関西ならではの盛り上がり?
京福電車さん、なかなかにくいことします。
これなら、子どもがいる地元の人も、扮装する楽しみで来てくれるし、
扮装しているお客さんにより、なお、企画が盛り上がりますもの!
扮装している人は50円…ということは…。
私:あなたも、50円ですか?