半年くらい前に、恋愛指南書を読み込んだことがあった。
山田玲司さんの
『モテない女は罪である』
略して『モテ罪』!
なかなか挑戦的なタイトル。
モテ本なんぞ恥ずかしいけど、一時期持ち歩いてた笑
自分の指針みたいなものがブレブレだった。
どれだけ友だちに相談しても、ネットの記事や、
そんなとき、
『参考書は何冊もいらない。
受験勉強が大嫌いだったので、当時の先生の方法は実践できなかった。
でも実践すべきときがきた!
いちばんしっくりきた『モテ罪』を片手に、読みまくった。
そして、悩んだり、実践すべき状況になったら、
自分を殺して…とかそんな苦なことじゃなかった。
自分軸がぼやけてる時期だから、新卒のようにまっさらで、
「こうきたら、こう」
その本にあったのは、
「何があっても笑顔でいること」
「"ご機嫌"を保つために自分を甘やかすパターンをつくること」。
笑顔のルールは守りまくった。とくに会社で。
プライベートでは、彼氏と別れそうだし親族は亡くなるしで
全然笑えないんだけど、
"やんでますオーラ"で仕事するのは仕事に対して甘えだと思うから。
笑顔で挨拶すれば会社用の私が登場して、気分は勝手に仕事モードに
「笑ってさえいれば、勝手にスイッチが切り替わるポテンシャルを、
自分は持っている」ことを信じてた。
そして、自分を甘やかすパターン=
自分の場合、
「ほんのちょっぴりのワインとチーズを嗜みながらニコ生を
「考え過ぎたらプールでひたすら1キロ泳ぐ」
「癒されたいならイケメン整体師のいる近所の接骨院」へGOを実践してた。
もちろん、ドーナツも食べた。(←玲司先生お得意のドーナツ技☆)
ヘラヘラと気分よくなって、
ぐっすり寝たら朝が来る。
そしてまた会社に行ったら
笑顔で「おはようございます」が言えた。
楽だったよ。
うまくいかなければ本
のせいにすればいいし、
うまくいけば実行した自分を自分で褒め称える。
友だちにぐちったり相談するよりも、友だちを傷つけるリスクは少な
本通りしてもうまくいかないなら、諦めもつくや。
そしたら、不思議なことに明らかにイライラすることが減った。
まず、職場でのイラつきが大幅にダウンした。
自分の「せっかち問題」でイラついてた部分が、
自分自身を甘やかして
「自分を甘やかすのって良くない」というムードが、
ニッポンジン魂的には美徳とされがちだけれども、
チョコモナカジャンボひと欠けとコーヒーで幸せを感じられるなんて、
安くて幸せ者でしょう?いいじゃん。
そして気づいたら、この思考回路が習慣になって、
人への許容範囲が広がってた。
だから、
今までは仕事で思い通りにならない後輩や、
プライベートではパートナーにイライラしてきてたけど、
そのイラつきは伝わって、どの人も結局離れていっちゃった。
「思い通りになる」ように「相手をコントロール」しようとした、
大変おこがましい態度は伝わってしまうもんだ。
いろんな恋愛指南書には
「こうすればモテる」「愛される」「とりこになる」なんてよくあふれているけれど
どれも相手をコントロールしようとしてるので、結果、ろくなことにならないもんです。
相手をコントロールして変えるのはほぼ無理だし、難しいけれど、
自分を変えるのは習慣次第でなんとかなる。
つらいときに笑うのは我慢が必要で、
とても辛いんだけど、
ムスッとしているよりも、ずっとずっとうまくいく流れをつかめる。
痛々しい笑顔じゃなくて
いつでも笑顔でいる!って決めた、ポリシーある笑顔は、
ご機嫌サイクルに巻き込める人間に、
なれる!