叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

選挙、期待してなかったけど結果にガッカリしてる自分がいる

衆議院選挙が終わった。

投票率55.93%。

クラスなら約半分しか出席してないのに、委員を決めてるようなもん。

学級閉鎖中に大事なこと決める?

民主主義が全然活かされてないやんけ。

 

 

選挙権って権利だから義務じゃないのよな。

働いたり税金を納めるのは義務でも、選挙は「権利」。選ぶ権利をあげますよってやつ。

 

【自分なりの決め方】

わたしは政治や社会の細かいことは難しいことはわからないけど、今メインで国を仕切ってるグループの考え方や、そのお偉いさん方の態度で「イヤだな、いいな」とかは判断できるよ。

 

そこで与野党どちらを応援したいか決まるし、そこから先は自分なりに調べて決めていく。

 

方法を教わった記憶はないけど、なんとなく。

 

【55.93%の残りの人は何してるの?】

わたしの知人(40代前半)は「どうせ変わらないっしょ!だから行ってない」ってふつうに言っちゃってた。それが、自分の目上の人だったりするとうんざりする。

 

どの政党を応援しないのも、政治の考え方の自由だと思うし、責めないけど

「変わらないから行かない」って公言するのもどうなの?

 

選挙日に「選挙行きました!」ってわざわざ言うのもちょっと恥ずかしい気もするがまだちょっと盛り上げようという気概を感じる。「行きません!」は「無関心なオレカッコいい」みたいなヤンキー調振りかざして、だいぶ恥ずかしいのでは…?

 

【選挙に無関心だと…】

選挙に行かないって「リスクがある」って思わないのかな。

極端な話ではあるが、選挙に行かなかったり無関心だと変な政策が変な体制で進んで「あれ?わたしたちめっちゃ不自由じゃない?」ってことがふつうに起こりうる。

 

参加しなければ多い方が勝手に決めた少数派に優しくない法律がたくさん決まってしまう。もし自分やまわりの人が少数派の弱い立場にある日突然なったら、困ることになる。

 

 

【けっこう身近だよ】

今だって、団塊世代と金銭感覚が合わないのは若者が貧乏だからだし、

働いても働いても手取りが増えないのに

「(おい少子化だぞ)産まないの?」とささやかれる。

 

現場で外国人労働者はどんどん増えて、介護で休む先輩たちのフォローもする。

でも給料は上がらない。高給取りの窓際のおじいさんの分、走り回る。

 

これがずっとずっと改善されてない。

「せめて買い物の税くらい下げてくれないかな?」

「せめて金持ちの税率上げてくれないかな?」

自分がどこに投票するかはその思考ルートで決まってくる。

 

【ガッカリしても】

結果にがっかりしても、引き続き見ておくしかない。

コロナ禍では自治体・現場任せの政府に本当にがっかりしたけれど、投票率は「あんまり変わらなかった」印象。そっちにがっかり。

 

【選挙権があるのは普通ではない】

現代の日本ではあたりまえのように選挙権がある。でも、これは歴史の中で誰かが活動してとってくれた権利。

 

昔は貧乏は選挙権がなかったし、女性の選挙権の歴史はまだまだ浅い。

 

「雨だし行くのめんどー」って気持ちはわかるけど、

なんで自分が貧乏なのか、もうちょっと考えた方がいいと思う。