叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

ろっこつピキピキさん

午後4時35分…授業も終わり、時間に余裕を自転車でバイト先に向かう途中、東大路通りから2台の緊急車両が。
交通量の多い時間帯のため、消防車のせいで交通が少しマヒしていて、私も「停止しなきゃ」と思い、信号前で停止。
何やら前方に異様なまでに人が。

道を進むに連れて、どんどん増えるパトカーと救急車。


反対車線をふと見ると、前方がペシャンコの車!!

…事故だ…!!!



人も多かったし、車も全体的に渋滞していて、あぶないからちゃんと前見よう。と脇見せず前方だけ見て走っていたら、









左から







軽トラに……











バーーーーーンと。
















…やられましたわ。









左にあった白いワンボックスカーが死角で、車が来てるのに全く気がつかなかった。
ほんとうに、突然のできごとです!!!





反対車線で大事故で、こっちで小事故だったもんで、
野次馬さんたちも私が転けた時はパッと立ちよってくれたのに、




ムク



っと立ち上がるとどこかへ行っちゃっいました。いたわって!もっと!!!私を!!!






で、運転手さんが出て来て、私もその人もビックリしてて、
私は驚きで息が……!!!








連絡先を交換し、その後別れ、
バイト先に遅れますと連絡。

未だに鳴る緊急車両のサイレン……






ちょっと自転車こぎだしたら、



???い、息しにくいぞ!










てことで、母にTEL。胸がいたくて、声がプルプルである。



「さっき車とぶつかったんやけど、病院行ったほうがいいかなぁ?」



「!!!!うそーーーー!
大丈夫なん!?行きな!病院!

保険が関係してくるから、行く前に相手の人に連絡しとき!」



と言われ、相手さんに連絡したところ



「今から行きますんで!
そこで待っててください。」












…ええ人や。


その後、私の身体を心配して病院に連れってもらいました。








看護士さん「はい、車と接触…。今、レントゲン技師さんがいません。
今から呼び出しますので、1時間ほどお待ちください。」


今日初めて合った、この運転手さんと待合室で1時間!?き、きまずい…。

そして、かつて我が大学が誇る太鼓チーム「和太鼓sin」も出演したことがある、
半端なNHKのバラエティ番組『アホやねん好きやねん』が流れるロビー。さらに気まずい…






相手の人は本当に申し訳なさそうに、私のいたいところを細かく聞いて、
足の擦り傷見ては

「…すみませんなぁ。本当に…。痛い思いさせてしまって…。」



て言うもんで、なんか可哀想に。。。

(後でそれを稲Pに言ったところ、)















まぁ、そんなこんなで初めて大きなレントゲン室へ。

右も左もわからない私は、この後トンチンカンな行動をとる。




























無事、レントゲンを撮り終え、診察室へ
















キャラ濃いなぁ、先生。



5枚のレントゲンを眺める。
「ふむ。1,2,3,4…OK!
1,2,3,4…OK!
1,2,3,4,5,6,…ん?  1,2,3,4,5,6,…?」



「では、今から説明しますね。相手の方にも入っていただいていいですか?」










———ここから始まる先生のホネホネプレゼンを御覧下さい。———









「こちらハイ!右から見た肺です。キレーですね!腕のホネも何ともありません。
正面!ハイ!こちらも非常に美しい!


しかし…気になるのがこの角度……。


見てください。
こちらから見たところ、大丈夫、こちらも、大丈夫。
しかし、この7番目の肋骨。白く陰っているのは…肺の血管でもあるのですが、このカーブ……。気になります。
















…ドキドキ





























おい〜〜〜〜!








どうやら、肋骨の前のホネというのは、軟骨らしく、レントゲンには写らないのでわからない。との結論でした。日に日に治れば打撲。痛くなればヒビ。
ポキッとはいっていなかったのです。よかった〜。まぁ骨太さんなのは自慢でもありますし、大丈夫だろうとは思っていたのですが。







先生ありがとうございました!
プレゼンの参考になりまし……いやいや。
また来ます!!





























さてさて、事故を起こせばもうひとつしなければならないことがあります。
それが「警察に届け出」。


交番で、相手さんと届け出たところ




っていうことで、自転車か何かで来るのかしら。と思っていたら、














思わず声に出していってしまいました。













ドラマみたいに、傷を検証したり自転車の幅、高さを測ったりして、
アスファルトに印をつけ、

今日のドタバタホネホネ劇場は幕を閉じました。












たいしたことない怪我…では」ないけれど、
不幸中の幸い、血もほとんど出なかったし、入院や手術をする事にもならなくて本当によかったです。


「不運だ〜」
なんて全く思わなくて、本当に、無事だったことに安心してます。



「あたりまえのことに感謝して」


て言っていたのは、友人の『ホーリー=もも』さんですが、
本当にそうなのです。




いたいけど、「いたい」って感じることは、普段それが無い時がいかに幸せなことなのかわからせてくれます。


ふつうに制作できるしあわせ、
動きまわってはしりまわったり、唱ったり踊ったり、
心配してくれるトモダチや家族がいることも、

それが「あたりまえ」だとなかなか気付けないけれど、



「最近気持がノんなくて作れないよ〜」とか
「なんかしんどいんだよね〜」とか言ってないで、



感謝していこうよ!
楽しめる状況なら楽しんじゃえ!!


って思いました。





心配してくれたみなさま、お見舞いにきてくれた方、ありがとうございました。






◆今日の一言