叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

それが良いモノかどうかなんて誰が決めるのよ《ダメな日》


今日は、初めて京大「吉田寮」に行ってきました。

築96年の食堂で、お芝居をやるとのことで。
なんともエネルギーにあふれるものでした。

夏至』というイベントタイトルにちなみ、オープニングは「夏の入り口」という演目からスタート。

なかなか役者さんの演技が見応えあって、
演技って忘れるくらい、ステージの上の世界へ連れて行ってくれるものがありました。
開場の雰囲気も、笹で演出されていたりと、作品の世界に引き込んでくれる空気。
反応のいい「関西ノリ」と、知的で奔放な「京大ノリ」がいい具合に絡み合った空間でした。

プログラムも13演目くらいあって、かなり盛りだくさんな内容だったのですが、
吉田寮の、この食堂を何とか残したい!」という思いを、
あぁ、こうやって出してくるのか!やつらは本気なのか!と、衝撃的でした。

でもそれをあえて難しく議論するわけではなく

とか言って半裸+黒パンで出て来たり

ジョジョ劇とか言って

って漫画を大迫力で朗読されたら、

 

なんか笑えて親しみやすくなって、
理屈ぬきに「残ってほしいなぁ、好きやなぁ〜」と思いますもの。




中にはニートを題材にした作品や、能や狂言を人形劇でやるものもあって、
心に「ひっかかり」を残してくれる、かなり完成度の高いものを沢山みました。





























吉田寮がなくなる」という事実を、
理論立てて全うな意見で対抗することもできるけれど、
あえて「表現」の力で対抗するのって、すごく強く感じる。

 

あたりまえのことですが
表現して伝えるには、
やってる本人が楽しくしていないと絶対通じるモノは無いと私は考えていて、

こんな絵描いてるもんだから、
お固くストイックに「この…一本の線が…!」とか言いながら描くより
ちょっとふざけてサッと描いた方がキマッたりする。
































わたし、いま! 上手くイッテないノ! 実は!










というダメ状態の私を今回はご紹介いたします。
若気の至り、はずかしや。




「表現すること」が本業なはずのに、
それ故にカッチカチに凝り固まってるのでございます。。。

 

迫ってくる〆切りと、

ていう気持ちで焦って、

 

どこまで純粋に自然に、表現できてるのかがわからん。





課題を課題として消化するのはやめよう、
課題を課題としてとらえるのはやめよう

と思いはするものの、


やっぱり創る目的が何かわからずウロウロして、モヤモヤになる。



これが「いや!これは私にとっての研究なのだ!とうっっっ!!!」
って火がつくと、ダダダダダーってできてしまうのだけど、

 

最近はなんせ、お蔵入りがかなり多い。
さらば、アイデア君たち……。




良い事なんだけど、進まなくて、
とりあえず創ってみても、2割進むと放置プレイになる。




「良いモノつくらなきゃ…!」




っていうのは、
自分が納得いく、
高いところをめざす故なのだけど、

の基準なんて、すごく感覚的で、

 

「おいしい」とか「あの子のこと好き」とか、

味覚や恋愛感情くらい測れんものでしょ? って自分は思うわけです。


どうもさいきん、自分のいつも使ってる感覚が鈍くて、
自転車の乗り方を忘れチャッタ状態のよう。








だから、他人のちょっとした発言が気にかかったりして、
なぜか自分が身動きが取れなかったりする。何で〜???
















Oh、こんな時は
母が言ってくれたコトバを思い出しましょ。







大事なことは何かしら? 

よくみて〜〜〜





作者が楽しそうかやらされてるのかなんて、
作品見れば一目瞭然だし、
本人たちが「良かれ」と思ってやり切って、

しかも伝えようとしてくれる作品は
見てて気持ちいい。

 

まんがだってなんだってそうさ。






今日が刺激的な一日でよかったです。

 

ここに見に来てくれる人がいるかぎり、
自然と手ぇ動かしていけるものです。

喜ばしいことです。
ありがたい!




◆今日のひとこと