叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

妊活11 病院を変えました

いままでの不妊治療クリニックに不満があったので、セカンドオピニオンした。

「紹介状書いてください」って伝えたときの医師のかなしそうな様子が忘れられない…!

 

いろいろ不明なところや不満なところがあったので、まとめておく。

不妊治療を始める友だちに伝えたい…。

 

【なんの検査をして、なんの注射を打って、どんな数値だったか不明瞭だった

検査をいろいろ受けても、紙で検査結果をもらえるのはいつも精子のだけ。

注射をうつときも「HCG」「HMG」っていう、CとMが1文字違いの素人には違いがようわからんのを打たれるんやけど、口語で言われてもわからない。 H&Mしか知りませんけど?

「卵胞を大きくする、内膜を厚くする」のと「排卵をうながす」で、作用は理解してた。

でも、どっちもホルモンなので、すごく眠くなったりだるくなったり。仕事に影響するほどで。

「注射を打つと怠く、気持ち悪くなるんですが」と看護師に言うと「注射ってどの?全部って言われても、わからない!」って言われた……。

いや、どちらもしんどいんですが。

次の診察で先生に同じことを言ったら、真夏だったこともあり「夏バテ」って言われた。心の中でブチ切れた。

 

【卵巣年齢を測ると言われる、AMH(アンチミュラーホルモン)の検査がなかった

セカンドオピニオンで発覚した、1番「はぁ?!」と腹立たしくなったのが、

AMHの検査をしてなかったこと。妊活の本だけでなく、女性誌の特集でも出てくるようなホルモンの検査。卵巣年齢が若いか、年老いてるかの判断になって、不妊治療を急ぐかどうか決められると思ってた。

人工授精でもなかなか授からないとき、先生に「わたしのホルモンの値は正常なんでしょうか?AMHとか…よく本で見かけますが、わたしはどれくらい?」と聞いたら「問題ない!」としか言われず…。

 

新しい病院で「ほかの血液検査の数値で判断されたのかもしれませんね」とフォローが入った。そんでもAMH検査をしてないなら、言うべきでは…?わたし、はっきりAMH問題ないですか?って言うたやん。

 

 

不妊治療と産科の待合室が一緒のクリニックはやめときな

不妊治療には意気込みも人それぞれだと思う。

絶対欲しい〉できればいいなぁ〉旦那が欲しがってる

「できればいいなぁ」のわたしも生理がくるとガクンと落ち込む月が3ヶ月に1回はある。

お金、労力、時間をかけて、痛い注射をうち、部活のような性生活をしても、妊娠せずにまたリセット。いつまで続くのー?!と泣きたくなるときに、待合室でそばに赤ちゃんや妊婦さんがいたりする。

「うらやましい」って思うのが、人間でない?

しかも2人目以降の不妊できてるお母さんとか見ると「自分は1人も…」と比べちゃう。そんで自己嫌悪。

 

この病院を選ぶまえから待合室が産婦人科とミックスなのは知ってた。「わたしは子ども好きだし大丈夫!」「妊婦さんがいても大丈夫!」とか思ってた。

生理がきてしまってつらいときも、子どもや妊婦がいる待合室で待たなければいけないのは、想像以上に辛かった。

自分の心の狭さを責めたりして自己嫌悪。そんな必要ある?!

まったく受けなくて良いストレスでないか。だただでさえ、仕事・妊活・夫婦関係でストレスフルな日常なのに…!

不妊治療専門で、託児所のある病院を選べば回避できるストレス。

 

【ステップアップする基準がわからない

不妊治療には4ステップある。

ゲームでいうと4面まである。1面でラスボスが出てきてくれて倒せたらクリア!(妊娠)

でも、ラフボスはどの面に出てくるかわからないし、出てこないかもしれない。

ラスボスが出てくるようフォローしてる医師が、「この面では出てこなさそうだし、次の面に行く手もありますよ。2人が決まればいいですが。」と言ってくれればいいのに、

その助言がされない…。

6回カギを集めたら次の面へ…とか不妊治療でもある程度方針はあるはずなのに、ステップアップを相談するといつも

「タイミングは誰にもわからない。お2人で決めること」と言われて終わり。

「判断する基準は?」ときいても「僕らが言うことではない。誰もわからない。」と。

なら『NO bady knows』と書かれたTシャツでも着とけよ…!!!

 

何回くらい人工授精して、ダメだったらステップアップするものか、自分の年齢とホルモンの値と見比べて、いまのステップでも妊娠できそうか。

「妊娠できるか」なんて確かにそんなの誰にもわからないけど、モヤ回答が多くて時間とお金を浪費したなと思う。

 

 

【アットホームが好きか、殺伐が好きか

前の病院は、アットホームな雰囲気があった。看護師さんはボディタッチ多めのハキハキしたおばちゃんが多くて、テレビがガンガン流れてる。先生も目を見ていつも明るく話してる男性の医師だった。無駄な検査代や治療費がかからないように、ステップアップにも慎重だった。