「妊婦さんはいろいろ優遇されていいなあ」なんて、妊娠前は思ってた。
妊活中は特に複雑な気持ちがあった。
でも、妊娠後期になって思う。「全然思うように体がならん!」
歩くのは遅いし、自分の重心がわからんし、むくむし、動機はするし…。
それでも、仕事をしなければ食っていけないので、どうにかこうにか工夫して働いてる。
だから、帰りの超疲れた電車で、優先座席で席を譲ってもらったときとかは心から「ありがとうございます〜泣」と思う。
目を見てお礼を言うようにしてる。できれば降りる時も。
いざ妊娠して、バスや電車の優先座席に座るときは「ありがたや〜ありがたや〜」とトトロのばあちゃんみたいになるし、明らかにわたしより優先されるべき人・足が悪い人やヨボヨボの老人が近くにきたら、代わってる。
エレベーターも、やっぱり車椅子や障がいのある方が最優先で、混んでるときはベビーカーとかは優先度低め、スーツケース陣はさらに後かな…と思っちゃう。
たまに何も理由なく、走って乗り込んでくる奴いる。や、走れるなら乗るなよ。
おなかの子を、ベビーカーに乗せるようになったらまた違うふうに思うのかな…。
勤務先の降りる駅の最寄り出口は、エレベーターがない。
妊婦は手すり&階段でなんとかなるけど、車椅子の人は遠回りする必要があるのかぁ…とか。
なかなか、自分が使う立場にならないとわからないことってあるなぁと思った。