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生後1ヶ月になったばかりの頃、おっぱいのトラブルで乳腺炎になりかけた。
微熱も出て、胸が張って痛いのに子が上手く吸ってくれないので、精神的にも病みはじめて、個人の助産院の、ベテラン助産師さんに来てもらった。
2時間のカウンセリングとマッサージでかなり良くなった。
そのとき「ここにあるのは、白斑かもしれません」と言われた。
乳首の奥の方に、2mmくらいの白いものがうっすら見える。
「こんな奥にあって、しかも大きいもの、いつか出てくるとは思えないな…」なんて思っているうちに、頻回授乳で
乳腺炎は治まった。
生後3ヶ月になる頃には、母乳育児がとても安定した。
今、母乳寄りのミルクと混合で授乳してる。
ところが、つい最近、生後3ヶ月と2週間頃、
子がおっぱいを吸いにくそうにし始めた。
新生児の頃のように、思いっきり力をこめて吸ったり、くちに含んでは出したり…と素直に飲んでくれない。
乳首にクレームを訴えている様子。
特に、力み吸い(りきみすい)は不意打ちで、こちらもマジで痛い。
「困ったなぁ」と思い、乳首を観察すると、
白斑がくっきりしてきてる!
どうやら、そのせいで吸いにくいみたいだった。
でも、角栓みたいに押し出して取れるものでもなさそう。
なんせ、皮一枚下に、白い塊がある。
ネットには「お風呂で温めたら、栓が抜けたように、白斑が取れました!」と書いてあったけど、
これは皮膚科で外科的な処置をしてもらわないも無理では?と思ってた。
ところが今日、
乳腺炎から77日目(約2ヶ月と1週間)。
明け方、いつも通り添い乳をしていて、
また痛い思いをしたので乳首を確認すると、
なんと…!
白斑が出てるじゃないか!!
「すごい……!赤ちゃんの吸う力と、わたしの皮膚の代謝で、ここまで出て来たの?!」
明け方4時に、感動して、写真におさめた。
「よし、これをブログに載せて、乳腺炎と乳口炎で悩む人に見てもらおう…!」とその時は思った。
でも、冷静になると、ここにアップするべきか迷いが出始めた。
だってこのブログはママ内容に特化してるものじゃないので、男性に変なものを見せてしまうのではないかと…。
図に描くとこんな感じ
硬いものだと思っていたのに、
触ると柔らかく、皮っぽい感触で、
途中でちぎれてしまった。
その後寝落ちしたら、固まってまた栓のようになってしまい、血が少しにじんでた。
菌が入るタイプの乳腺炎(中で膿んで切開して治す)が恐ろしかったので、
ゲンタマイシン(抗生剤)を塗り、上から絆創膏を貼る。
赤ちゃんが薬を口にしないよう、
授乳するときに薬はよく拭き取らなければいけない。
絆創膏は、薬を塗ったことを忘れて授乳しないように貼った。
驚くほどまぬけだった!
それに、テープと乳輪の相性は最悪!剥がす時痛い!
その夜「お風呂で乳首を周りからムニムニすると取れた」とネットで見たので、
ムニムニしてみた。
すると何回目かで、白い皮みたいなものが何度かめくれでて、
開通した乳腺から、母乳が勢い良く出始めたではないか!
「白斑の部分も、出口として機能してたのねーーー!」
すごく爽快な気分!
出産するまで、乳首の機能性なんて意識したことなかったけど、
こんな小さな面積に、穴が空いて乳腺につながってるなんてほんと不思議だ。