叶う瞬間はごく平凡

ずっと結婚したがってて、結婚した、30代半ば女の日記

育児を通じて気づいたバリアフリーの少なさ


今週のお題「書いてよかった2023」

 

わたしの書いてよかった2023は、

いま、隣の部屋でギャン泣きしてる息子がまだお腹の中でオレンジくらいのサイズだった頃の日記。

 

hoshisara.hateblo.jp

 

ふだん意識せずにしてた仰向けが、妊娠するとできなくて

戸惑った記事。

つわりもある頃で、約1年前なのに懐かしい…。

 

妊娠、出産するまで、いろんなことを「知った気」になってた。

なんだかとても傲慢な人間だった気がする。

妊娠出産してない女性がそうだ、ということではなくてら

自分の性格がそうだった。

 

お腹が大きく歩きにくくなったり、

帝王切開で開腹、

さらにホルモンの影響で両手が腱鞘炎になってはじめて

「体が不自由だといかに不便なことが多いか」わかった。

 

ベビーカーを使って初めて、車椅子の人がどんなに遠回りしてるのか知った。

広いトイレがなかったり、エレベーターが駅の反対口しかないときの絶望感…。

ほんの少しの段差でも引っかかるタイヤ、

水平に見えても斜めになってる歩道…。

さらに我々ベビーカーがエレベーターや多目的トイレを使えば、

待たなければならない。

他に選択肢はないのに…。

 

世の中は、少数派の人には不便にできているし、

わたしはすぐ妊娠してたときのしんどさを忘れてしまうと実感。

 

日記に書いておいてよかった。